風俗学校事務職員浦和

  • 投稿者 : ☆RE☆
  • 2013年9月12日 2:56 PM

浦和なんてこれ以上、何かを打ち明けたり、泣いたり、恥ずかしく思ったり、ほっとしたりすることさえできない。やはり浦和 風俗にあるわたしはただ信じることにする。わたしを縛っていた緊張は緩み、頭の中の雑音は薄れて、ささやきになる。わたしは風俗玄人の膝に頭をあずける。風俗玄人はわたしの髪を撫でる。浦和という名の「レッド、きみがどこでそんな考えにとらわれたのか、ぼくにはわからない。もし、ぼくのほうに疑われるだけの理由があったなら、ほんとにすまない。でも、こうして、きみがいる今、ぼくがほかの誰かを望むなんて、どうして思うんだ?」風俗玄人はわたしを抱き起こすと、わたしの一肩にやさしく手を置いて、顔と顔が向きあうようにする。「ぼくたち、お互いに助けあってきたんじゃないか?そして、結婚しようとしている。もういいよ。浦和にしても話はもういい。さあ、寝よう。朝には気分もよくなるさ」わたしは書斎のデスクに向かっている。古なじみのラミネート加工の半年カレンダーを目の前にひろげ、数えきれないほどの紙片(パームパイロットがあるにもかかわらず、あいかわらずためこみつづけている)をデスクの上や足もとに積み上げて。朝の光が部屋を斜めによぎり、教会から帰っていく人々の声が窓越しに漂ってくる。それに、早くも黄色くなった木の葉が、ときおり入り交じる。何年か前、誰かが詩を送ってくれた。